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2013年1月 6日 (日)

第18回公演「ソウシン」

劇団神馬 第18回公演
ソウシン
三泊四日、自発的監禁。

Hb18

2004年8月27日(金)~30日(月)(公演数:6回)
タイニイアリス(新宿)

「あのさ、『こんな死に方は勘
 弁!』みたいなのってある?」
「あぁ、俺はアレだな。腹上死」
「バカ!『饅頭怖い』じゃねー
 んだよ」
「いやいや、ホントに。なんか
 恥ずかしくね?で、お前は?」
「俺はね、餓死。想像しただけ
 で辛い」

そんな厳しい「餓死」までの
過程だけを切り取った「断食」
なんの因果か、集団でやる事
になりまして。
やってる内に、どこをどう間
違ったのか、やっぱり皆、死
んじゃうかもみたいな流れに
なってきました。

生きる為に食べる事を敢えて
ヤメテミル事で生きる事につ
いて考えてみる
Fukidashi1 Back1
Back2 Fukidashi2
Fukidashi3
Back3
Fukidashi4
※公演チラシより


あらすじ

  主人公・山田は元手が要らず儲かる商売を探していた。そこで目を付けたのは「断食セミナー」。調べてみると、相場は参加者1人当たり、7泊8日で12万円、3泊4日で6万円、と結構なお値段。手が掛からない上にガッポリ儲かりそう、とその気になる。いきなり本格的には始動出来ないので、まずは無料で実験 的にスタートすることに。早速インターネットの掲示板で参加者(実験体)を募集。「みんなで一緒に断食しませんか!?」。
 すると、何を勘違いし たのか集まってきたのは集団自殺志願者ばかり。長年付き合った男に振られた女。無気力で生きる意味が何も見つからない男。全く売れないお笑いコンビ。揃いも揃って死ぬ気満々。山田は参加者の事情も知らずにセミナーを開始する。断食は無事成功するのか?


~ごあいさつ~
「不便なカラダ」

 やはり今年も猛暑になってしまいました。自宅のアパートは角部屋で、南西側に大きな窓があります。西日が部屋に差し込むので、昼から夕方に掛けて部屋の温度が異常に上昇するわけです。もちろんクーラーは不可欠で、毎晩フル稼働しています。
 先日、その涼しい風を浴びながら思いました。

 私の周りは便利なものばかりだ

  当たり前です。暑ければクーラーをかけるし、冷たい物が欲しければ冷蔵庫を開ける。何か情報が欲しければインターネットで検索出来るし、寂しくなれば音楽を掛ける。なんて便利な生活環境。でも、改めて考えるとすごいことなのです。大学1、2年の頃には上記の装置はどれも私の部屋にはなかったのですから(貧 乏で)。
 正直言うと今の生活水準に不満はありません。これ以上何を望めばいいのですか。それくらい、私は便利なものを適度に手に入れ、欲求を満たしている。でも…

 自分自身だけは一向に便利にならない

  なぜか自分は扱い難いのです。思ったように行動出来なかったり、自分の気持ちを素直に表現できなかったり。現に今、この原稿を書くのにも苦労しています。クーラーやパソコンのように、便利なものに買い換えられればいいのですが、このカラダとは一生付き合っていかないといけない。最近では「型落ちしたパソコ ン」を使っているような気がします。情報処理は遅いし、記憶力はないし、分からないことがあるとすぐ固まってしまう。
 自分自身にストレスを感じる。これは現代の若者に多く見受けられる「キレやすさ」に少なからず関わっている気がします。自分自身に行き詰まり、ぶつけどころのない不満を他人にぶつけてしまうのではないでしょうか。

 では、ぶつけられない人はどうなってしまうのか──。

  今回の芝居「ソウシン」では、そういう行き場を失った、ある意味“どうしようもない人々”が登場します。日々の生活で「喪心」し、救いを求めて断食セミナーに参加する。「痩身」になりながら彼らは何を悟るのでしょうか。私は稽古しながら、登場人物に自分を重ねてしまうことがあります。「私にも精神が破綻 する日が来るのではないか」。そう思うたびに「まだ、大丈夫」と自分に言い聞かせるのです。
 この挨拶文を書いている時点で、芝居はまだ完成して はいません。皆さんにお見せするまでには、きっと1つの答えを導き出しているはずです。その内容に何かを感じていただければ幸いです。そして私自身も、この芝居に関わることで、「不便なカラダ」との付き合い方を見出せればと切に願っております。
 本日は劇団神馬第18回公演「ソウシン」にご来場いただき、まことにありがとうございます。こんな真剣なことを書いていますが、ぶっちゃけ「お笑い」が主体のお芝居なんです。肩肘張らず、時には鼻でもほじりながら、気軽に楽しんでいただければ、と思います。
 それでは、ごゆっくり(鼻でもほじりながら)どうぞ。

劇団神馬 役者代表 Mr.Z

※公演パンフレットより

特集「人生最後の食事」

上野 憲明

18panfu_ueno

人生に最後に何を口にするか。
悩むなぁ…。
死刑囚の皆さん方には、甘いものなんかが人気みたいですけど、
一応ね、「最後の食事」ってことで、スイーツ関連は今回は見送ることにしましょう。
ちょっとずつでも消去法で範囲を狭めていかないと、もうキリがないですから。
つーわけで、食事といったら主役はご飯なわけでして。
そのご飯に合う、最高のパートナーを探せば良いよ。もうそれでいいよ。
アレもコレも食いたいもん。だって、ねえ?でも、一個でしょ?

むむむむむ…、納豆!これでいいや!
付け合せにキムチくらいは許してくれよな。
それと麻婆豆腐!
あと、カレー!
サーロインのゴッツいトコ!
寿司!寿司!
で、締めにハーゲンダッツのリッチミルクとフルーツの盛り合わせ。
こんだけ食わしてくれたら、多分思い残すこと無いな。
想像してみると、コレだけのものを食べつくして、
やっぱり最後に口にするものといったら、水でした。
美味しい水。最後にこれ飲んで死ねればOKだわ。

※公演パンフレットから抜粋


CAST

山田 ○夫:関谷 誠
阪井 和弥:上野 憲明
岡留 久美:大野 裕子
海老原 一:金杉 慶一(フリー)
菅原 文彦:吉田 雄大(東京学芸大学演鑑演劇部)
斎藤 隆生:印宮 伸二
藤村 甲子:Mr.Z
上杉 保津:右近 尚徳(フリー)
星野 摘蓮:阿部 雪菜

STAFF

脚本:上野 憲明

演出:上野 憲明
照明:狐崎 茂久
音響:塩塚 晃
舞台美術:砂川 ゆうこ(ABRHPLUS)、及川加奈子(ABRHPLUS)
衣装・小道具:阿部 雪菜
宣伝美術:佐々木 愛
パンフ編集:大野 裕子
制作:関谷 誠
制作助手:堤 靖予

8
このままジャンプ、はい。
7
はい、これが、キャメルクラッチです。
6
♪チャーシューいっぱい乗った~
5
腹が減ってりゃ、何でも美味い。

※活動記録ページに記載されている内容は全て公演当時のものです。

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